20210125_112915784_iOS最近はモバイル電子マネーを使って買い物をする機会が増えました。今使っているだけでも、モバイルSUICA、PayPay、楽天Pay、QuicPayを使い分けています。財布がなくても、スマホで簡単に決済できるため、ついつい使い過ぎて、後で請求明細が届いてびっくりということがよくあります。

そんな中、昨日、近所のユニクロで買い物をしたら、レジ・カウンターにユニクロが最近発表した同社独自の決済システム「UNIQLO Pay」の説明書が置いてあったので、どんなものか興味があったので家に持ち帰って内容を見てみました。

まず、「UNIQLO Pay」は既存のユニクロ・アプリに組み込まれた新機能で新しい独立したアプリではありません。すでにユニクロ・アプリをお持ちの方は同アプリ内ですぐに登録できます。会員登録がまだの方は新規登録する必要があります。詳しい手順はユニクロのサイトをご参照ください。

決済方法は、銀行口座払い、またはクレジットカード払いを選べます。発表時点での登録対象銀行は三井住友銀行、三菱UFJ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、関西みらい銀行です。(どういう訳か、この時点でみずほ銀行は含まれていません。)クレジットカードはVISA/MasterCard/JCB/AmericanExpressのマークがついているものが利用可能との事です。

では、「UNIQLO Pay」のメリットは何でしょう?

元々ユニクロ・アプリ会員であれば特別価格での商品購入、商品在庫の確認、オンラインストアでの商品購入ができていました。これに「UNIQLO Pay」が追加されたので、商品購入時にレジでこのアプリの会員証画面を提示するだけで決済が済んじゃうというのが一番のメリットですかね。他の決済方法だとアプリの提示のほか、決済というもうワンステップあった訳ですから。

「UNIQLO Pay」で顧客側もスムースにお買い物ができるし、店員のレジ業務も捗るという事でしょうね。でも「UNIQLO Pay」では決済ごとにポイントなどのインセンティブが付かないようです。自分は「UNIQLO Pay」を含めすべてのモバイル電子マネーはクレジットカードに紐づけているので、そこからポイントを得られますが。今後、「UNIQLO Pay」自体に利用毎の何らかのインセンティブが加われば、利用が一層進むのではないでしょうか。

最後に、くれぐれもセキュリティに関しては、某大手コンビニのようにならないよう、万全の態勢で臨んでもらいたいですね。